なんと前回の記事から2ヶ月以上も放置してしまいました・・・アセアセ( ̄_ ̄ i)タラー
ブログタイトルに「日記」と入っているのが申し訳ないと思う今日この頃です。 ( ̄ー ̄)ゞスンマセン
さて、今日のお題はスクーターのキャブに付いているオートチョークユニットです。
昨年辺りからお問合せが増えまして、オートチョークだけ売れてしまったキャブがゴロゴロ・・・
これはほんの一部です。
オートチョークユニットが不良だと確認してから買いに来られるお客様の場合は問題無いのですが、中には冷間時の始動不良は全てオートチョークが原因だと思い込んで探しに来る方もいらっしゃいますので、最近ではオートチョークを探しに来られたお客様全員に確認している事があります。
それは、チョーク系のガソリンの通路の詰まりです。
「チョーク系の詰まりはありませんか?」 と聞いて、
「???」 というリアクションのお客様には現物を見ながら説明させて頂いております。
例えばコレはケーヒンのキャブ(ディオ用)です。
フロートチャンバーを取り外すと、この様に真鍮のパイプが見えます。
これがチョーク系にガソリンを供給する通路になっています。
フロートチャンバーのこの穴からガソリンを吸い上げる構造になっているんですね。
さて、肝心なのはここからです。
その穴にはこの狭~い通路を通ってガソリンが供給されるんです。
TKキャブ(ジョグ用)はこんな形状です。
チョークが完全に戻らない内に走り出しても、カブってエンストしてしまう事が無いように計算されてこの様な設計になっていると思うんですが、本当に小さい穴ですから汚れて詰まってしまう事が良くあります。
ココが詰まっていると、オートチョークユニットを新品に交換しても当然症状は改善しません。
無駄な買い物をしない為にも、先ずはこの通路が詰まっていない事を確認してからオートチョークユニットを疑いましょう。(^ー゚)ノ