【流用情報】 ヤマハの燃料コックにカワサキのダイアフラム

ヤマハ車とカワサキ車に多く使用されている【TAIYO GIKEN】製のフューエルコックに関する情報です。

ヤマハにはダイアフラムの単品販売の設定がありませんが、 カワサキでは一部の形状のダイアフラムが単品で販売されています。

それぞれの品番の各部の寸法は下記の通りです。

43028-1015（使用車種：ＳＲ４００・ＧＰＺ９００Ｒ等）

Ａ：３６ｍｍ　　　Ｂ：２８ｍｍ　　Ｃ：１９.０ｍｍ

43028-1021（使用車種：ＸＶ７５０Ｅ・エリミネーター４００等）

Ａ：３０ｍｍ　　　Ｂ：２３ｍｍ　　Ｃ：１５.３ｍｍ

43028-1033（使用車種：エストレア等）

Ａ：３０ｍｍ　　　Ｂ：２３ｍｍ　　Ｃ：１８.３ｍｍ

ヤマハでもカワサキでも一番多く採用されている下の写真のホームベース形のダイアフラムは、残念ながら単品販売の設定がありません。

ダイアフラムの破れによる作動不良には対応出来ませんが、Ｏリングの密着不良によるエンジン停止時の燃料漏れには、Ｏリングの単品交換で対応出来ます。

ちなみに写真のＸＪＲとＺＲＸのダイアフラムは全く同じ品物でした。
新品は入手出来ませんが、中古のダイアフラムを使用しての修理は多くの車種の間で流用が可能です。

参考までに各部の寸法は下記の通りです。

Ａ：３６ｍｍ　　　Ｂ：２８ｍｍ　　Ｃ：１５.３ｍｍ